「「魔術師の環」には、直ちに人気を博す要素がすべて揃っている。陰謀、敵の裏をかく策略、ミステリ、勇敢な騎士たち、深まる人間関係、失恋、いつわりと裏切り。すべての年齢層を満足させ、何時間でも読書の楽しみが続く。ファンタジの読者すべての蔵書としておすすめの一冊。」 –ブックス・アンド・ムビ・レビュズ、ロベルト・マットス アマゾンで5つ星の評価を400件以上獲得した、#1ベストセラ! ベストセラ作家モガン・ライスが世に放つ輝かしい新ファンタジ・シリズ。「魔術師の環」第一巻「英雄たちの探求」は、リング王国のはずれにある小さな村出身の14歳の少年が成人していく過程を中心に展開する壮大な物語。ソアグリンは4人兄弟の末っ子、父親からは最も疎んじられ、兄たちにも嫌われているが、自分が他の者とは異質であることを感じていた。偉大な戦士になって王の軍団に属し、峡谷の反対側に棲む生き物の群れからリングを守ることを夢見ていた。成長し、国王の軍団、リジョン入隊の試験を受けることを父親から禁じられた時も、ノという返事を受け入れず、宮廷へ赴いて受け止めてもらう決意で自ら旅に出た。 一方、宮廷では王家の家族のドラマがあり、権力闘争、野心、嫉妬、暴力、そして裏切りがはびこっていた。マッギル国王は自分の子どもたちから後継者を一人選ばねばならない。王家の権力の源である運命の剣は、未だ触れられることなく選ばれし者を待ち続けている。よそ者としてやって来たソアグリンは、受け入れられようと、そして国王のリジョンに入隊しようと奮闘する。 ソアグリンは、自分が特別な才能を授かり、自分でも理解しがたい力が潜んでいること、そして特別な運命を定められていることに気付く。彼はまた、あらゆる障害にもめげず王女と恋に落ちるが、二人の禁じられた関係が深まるにつれ強力なライバルの存在に気付く。自分の持つ力を理解しようとソアグリンがもがくなか、国王の魔術師は彼を庇護し、峡谷、そしてドラゴンの棲む国も越えた遠い地にいる、ソアグリン自身も知らない彼の母親のことを教える。 ソアグリンが危険を承知で望んでいる戦士になるためには、訓練を最後まで受けなければならない。だがその試みも、王室を舞台にした陰謀や策略の渦中に置かれ、中断させられる可能性が出てきた。恋愛も、自分の立場も破滅に追い込まれるかも知れなかった。そして王国もまたそうした動きに巻き込まれる。 物語世界の構築と人物設定に磨きをかけた「英雄たちの探求」は、壮大な冒険の物語。友達、恋人、ライバル、求婚者、騎士とドラゴン、そして陰謀、策略、成年、失恋、欺瞞、野心と裏切りを描く。栄誉、勇気、運命、そして魔術の物語である。忘れることのできない世界へ読者を引き込む、すべての人を魅了するファンタジ。82,000語。 注:読者の方々のご指摘により、本書の編集・原稿整理を行いました。ファイル版の本書では誤植および文法上の誤りはすべて訂正されています。 シリズの第三巻~第十二巻も発売中です! 「冒頭から読者の注意を引いて離さない・・・テンポが速く、始めからアクション満載のすごい冒険がこの物語のストリ。退屈な瞬間など全くない。」パラノマル・ロマンス・ギルド(「変身」評)